マツダ3ファストバックのグレード別の特徴や違いを比較解説！おすすめは？（2019年～現行モデル）

マツダ3ファストバックには4種類のパワーユニットが設定されていることもあり、グレードラインナップはかなり豊富です。選択肢が多いと選ぶ楽しみが味わえる一方、それぞれのグレードの特徴を把握するのが面倒に感じることもあるかもしれません。

そこで、マツダ3ファストバックのグレードごとの装備内容をわかりやすくご紹介します。

マツダ3ファストバックのグレード構成

マツダ3ファストバックには、1.5Lガソリンエンジンの「SKYACTIV-G 1.5」と1.8Lディーゼルエンジンの「SKYACTIV-D 1.8」、さらにマイルドハイブリッドシステムを搭載する「e-SKYACTIV G 2.0」「e-SKYACTIV X」の4種類のパワーユニットがラインナップされています。

そして、どのパワーユニットにも3種類のグレードと1種類の特別仕様車が設定されています。各パワーユニットのグレード構成は以下のとおりです。

【SKYACTIV-G 1.5を搭載するグレード】
「15S」「15S Touring」「15S Black Tone Edition」
特別仕様車「15S Retro Sports Edition」

【e-SKYACTIV G 2.0を搭載するグレード】
「20S Proactive」「20S Black Tone Edition」「20S Proactive Touring Selection」
特別仕様車「20S Retro Sports Edition」

【e-SKYACTIV Xを搭載するグレード】
「X Smart Edition」「X Black Tone Edition」「X Proactive Touring Selection」
特別仕様車「X Retro Sports Edition」

【SKYACTIV-D 1.8を搭載するグレード】
「XD Proactive」「XD Black Tone Edition」「XD Proactive Touring Selection」
特別仕様車「XD Retro Sports Edition」

なお、マツダ3ファストバックの内装と安全性能については別記事で詳しくご紹介しています。

マツダ3ファストバックのグレードごとの特徴

ここからは、マツダ3ファストバックのグレードごとの装備内容の違いを見ていきましょう。

X Smart Edition

出典：

〈グレード「15S」「X Smart Edition」 「20S/XD Proactive」の車両本体価格〉

「15S」「X Smart Edition」「20S/XD Proactive」はそれぞれのパワーユニットのエントリーグレードになりますが、装備内容はパワーユニットによって若干差があります。

「15S」はコネクティビティシステム「マツダコネクト」の使用に必要な車載通信機を搭載していません。

なお、「15S」はマツダ3ファストバックの中で最も安いグレードであり、装備は簡略化されています。

また、「20S/XD Proactive」はシグネチャーLEDランプやデイタイム・ランニング・ライトが備わるほか、交通標識認識システムなどの安全装備が充実することに加え、ワイヤレス充電や安全性を高める機能がまとめられたパッケージオプション「360°セーフティパッケージ＆コンフォートパッケージ」の追加が可能です。

ホイールのサイズや塗装も異なり、「15S」は16インチのシルバーメタリック塗装で、「X Smart Edition」と「20S/XD Proactive」はいずれも18インチで「X Smart Edition」はブラックメタリック塗装、「20S/XD Proactive」はグレーメタリック塗装です。

「15S Touring」/「Black Tone Edition」2

Black Tone Edition

出典：

〈グレード「Proactive Touring Selection」の車両本体価格〉

「Proactive Touring Selection」では、パワーユニットやトランスミッションの種類を問わず「ドライビング・ポジション・サポート・パッケージ」が標準装備になります。

さらに、シート表皮がスムースレザーになる「バーガンディレザーパッケージ」「ブラックレザーパッケージ」の選択が可能。スムースレザーシートが選べるのはこのグレードのみです。

〈特別仕様車「Retro Sports Edition」の車両本体価格〉

すべてのパワーユニットに設定のある「Retro Sports Edition」は、ブラックで引き締めたエクステリア、テラコッタカラーとブラックを組み合わせたインテリアでレトロモダンな雰囲気とスポーティーさを融合させた特別仕様車です。

ベースモデルは「Black Tone Edition」で、特別装備として「ボーズサウンドシステム(AUDIOPILOT2+Centerpoint2)+12スピーカー」が備わるのが特筆ポイントといえるでしょう。

マツダ3ファストバックのおすすめグレードは「Black Tone Edition」

マツダ3ファストバックは美しい造形が印象的なハッチバックです。ブラックを効かせることでその造形を引き立てることに加え、装備も必要十分なものがそろう「Black Tone Edition」がおすすめといえるでしょう。

よりラグジュアリーさが欲しい方は、スムースレザーシートが選択できる「Proactive Touring Selection」もいいかもしれません。

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よくある質問

Q1：マツダ3ファストバックのグレードはどう選ぶ？

A：マツダ3ファストバックはパワーユニットが４種類あり、さらに一部グレードではマニュアルトランスミッションも選択できることもあって選択肢は非常に豊富です。まずパワーユニットを決め、そのうえで装備の充実度、追加できるオプションなどを考慮してグレード選びをしていくといいでしょう。

Q2：マツダ3ファストバックのおすすめグレードは？

A：マツダ3ファストバックならではの造形を引き立たせるカラーリングと、必要十分な装備を搭載している「Black Tone Edition」がおすすめです。

※この記事は2024年3月４日時点の情報で制作しています