利用者の減少が続く名鉄広見線の一部区間について、名鉄は2029年4月1日で廃止することを決定しました。

廃止が決まったのは、岐阜県の名鉄広見線「新可児~御嵩」までの7.4キロの区間です。

名鉄広見線「新可児~御嵩」 2029年4月1日に廃止 「輸送...の画像はこちら >>

ピーク時には年間約256万人が利用していましたが、車の利用が進んだことや人口減少のほか、コロナ禍の影響などで去年の利用者は約80万人とピーク時の3分の1にまで減少しました。

(名鉄 鉄道事業本部 牧野英紀副本部長)
「残念ながら結果として、輸送人員の減少に歯止めがかからず今回の廃止に至った」

名鉄広見線「新可児~御嵩」 2029年4月1日に廃止 「輸送人員の減少に歯止めかからず…」 沿線の自治体も財政負担困難で支援断念
CBC

「みんな不便になる」「すごく寂しい」

この区間は、名鉄が2023年に「現行の方式による運行継続は困難」だと地元自治体に伝え、沿線の御嵩町・可児市・八百津町が、鉄道施設などの維持費を公費で負担する方式での存続を目指しましたが、各自治体の財政負担が困難であることなどから、ことし5月に断念していました。

名鉄広見線「新可児~御嵩」 2029年4月1日に廃止 「輸送人員の減少に歯止めかからず…」 沿線の自治体も財政負担困難で支援断念
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(御嵩町 渡辺幸伸町長)
「他の行政サービスへどのような影響があるか、いろいろなことを考えるとなかなか難しいと」

(御嵩町民)
「あまり変わりはしないけど、みんな不便になるわね」
「なくなるというのは、すごく寂しい思いもある。思い出をかみしめながらではないが、大切に乗っていきたいと思う」

廃止後のバス網の整備などについては未定で、名鉄は地元自治体と協議していくとしています。

名鉄広見線「新可児~御嵩」 2029年4月1日に廃止 「輸送人員の減少に歯止めかからず…」 沿線の自治体も財政負担困難で支援断念
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