ウイングアーク1stは企業のデータ活用を支援するソフトウエアを開発・販売している。クラウドソリューション事業を手がけるスマートバリューの自治体向けCMS(コンテンツ管理システム)事業の取得により、公共・自治体向けDX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューションの展開を加速するのが狙い。
取得価額は約23億6000万円。取得予定日は2025年6月30日。
スマートバリューは6月30日付でデジタルガバメント事業を会社分割してウイングアークNEX(大阪市)を設立し、ウイングアーク1stは同社の全株式を取得する。スマートバリューとは引き続き資本関係(持ち株比率7.99%)を維持し、スマートシティー事業などで協力関係を継続する。