車載用ランプ大手のスタンレー電気と三菱電機傘下の三菱電機モビリティ(東京都千代田区)は、ADAS(先進運転支援システム)・SDV(ソフトウエア・デファインド・ビークル)への対応や自動運転車など次世代車両を対象としたランプシステム事業の統合契約を4月24日付で結んだ。

スタンレー電気が全額出資で統合会社の前身となる準備会社を設立する。

そのうえで三菱電機モビリティは10月1日付で灯火制御機器事業のうち設計・開発・販売に関する事業を、スタンレー電気は同2日付で自動車にかかる電子事業のうち設計・開発・販売の事業を、それぞれ準備会社に移管する。統合会社の出資比率は最終的にスタンレー電気66%、三菱電機モビリティ34%とする。

両社は昨年11月、統合会社の設立で基本合意していた。

統合会社の社名、代表者は今後詰めるが、所在地は東京都目黒区にあるスタンレー電気の本社内とする予定。

編集部おすすめ