化粧品のファブレスメーカーである粧美堂は、ビューティードア(大阪府富田林市)の全株式をBISCO(大阪市)に譲渡することで、事業の選択と集中を狙う。想定したシナジーの成果を十分に得られないと判断した。

譲渡先のBISCOは化粧品の製造販売やサロン経営などを手がける。

粧美堂は化粧品・医薬部外品の製造設備、製造ノウハウの取得を目的に、2020年10月にビューティードアを子会社化した。ビューティードアは売上高7億2400万円、営業利益3700万円、純資産2億6900万円(2024年9月期)。

譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2025年6月30日。

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