医薬品卸のアルフレッサホールディングスは、子会社の東北アルフレッサ(仙台市)を通じて医療機器専門商社の東日本メディカルシステム(仙台市)を完全子会社化することで、販売エリアの拡大と流通機能の強化を図る。

これにより、アルフレッサが中期経営改革で掲げる、医薬品などの導入・開発、製造から、市販後調査やラストワンマイルまでを一体的に提供する「トータルサプライチェーンサービス」(TSCS)の強化を目指す。

東日本メディカルシステムは、宮城県と岩手県で約50年にわたって医療機器を中心とした卸売事業を手がけている。同社の売上高は14億9000万円(2025年3月期)。

取得価額は非公表。取得予定日は2025年10月31日。

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