
映画『8番出口』で第78回カンヌ国際映画祭に参加している二宮和也と小松菜奈、川村元気監督、脚本家の平瀬謙太朗が、フォトコール(プレス向け撮影会)に登場した。
二宮はさりげなくストライプが入ったカジュアルなスーツスタイル、小松は光沢感のあるスタイリッシュな黒ジャケットで登場。

小松菜奈

二宮和也
フォトコール後、二宮と小松はカンヌ現地を訪れた日本のマスコミ向けの取材会に出席。レッドカーペット、公式上映、フォトコールと、初のカンヌ国際映画祭の公式行事を無事に終えた感想について聞かれると、二宮は「無事にカンヌで上映できた喜びと、その喜びが観客の皆さんの評価に直結して良かったです。カンヌ国際映画祭に正式招待されてから本日まで、いい思い出になったのでほっとしています」とコメント。
小松は「深夜上映なのに2,300人もの観客の皆さんが歓迎してくださり、楽しみに待っていてくれたのだなという嬉しい気持ちと、やはりカンヌ国際映画祭という場で初上映することに、チームみんなで喜びを分かち合えた素晴らしい時間でした」と喜びを語った。

8分間も続いたスタンディングオベーションについては「日本でもなかなか経験のできないことを海外で起こせたというのは、『8番出口』のもつ影響力。川村監督や平瀬さんをはじめ、スタッフの方たちが楽しそうにしていたのを見られたのは良かったです(二宮)」「本当に感動しました。やはり今回、チームのみなさんと一緒に現地の反応が聞けるのは貴重な経験ですし、どのような反応がかえってくるのか気になっていましたが、観客の皆さんは真剣に観てくれていたので、心にぐっとくるものがありました(小松)」。
主演とは別に、脚本協力としても今作に参加している二宮は、観客の反応について「“楽しかった”と言ってもらえるのが一番嬉しいですし、それが本質であってほしいと思います。もう1回観たいとか、あのシーンを観直したいとか、ストレートに感想を言ってもらえるように、脚本づくりから携わりました」と述べた。

今回のカンヌ来訪では映画祭への参加だけでなく、街巡りもしたふたり。
「私はレッドカーペットです。毎年、この時期にニュースなどでカンヌ国際映画祭の模様は観ていたので、まさか私がそこに参加できるとは思ってもおらず、今回の件を聞いたときはまだ実感がわかなかったです。次は、リゾート地ならではの太陽や海。光が日本とは違うのか、写真を撮っても日本とは違う写り方になるなと感じました。かっこいい写真が撮影できます(笑)。あとは、弾丸でしたがカンヌの余韻を楽しめたこと。1日1日が濃く、夢のような時間を過ごせました。

<作品情報>
『8番出口』
8月29日(金)公開
公式サイト:
https://exit8-movie.toho.co.jp/
(C)2025 映画「8番出口」製作委員会