
ド・ギョンス(EXO)とウォン・ジナが共演する映画『シークレット・メロディ』が、10月3日(金)に公開される。
2007年に台湾で大ブームを巻き起こした青春映画を原案に、現代的な解釈と変更を加え結末も新たにした本作。
本国で公開された際には、「主人公のときめきと純粋さに、誰でも初恋を思い出すだろう」「映画は初恋の感覚そのものだ」と評価が寄せられた。そんな本作で、等身大の演技で魅了しているのが、俳優・アーティストとして活躍するド・ギョンスとウォン・ジナのタッグだ。

2012年にK-POPグループ「EXO」のメインボーカルとしてデビューを果たすと、数々の賞を受賞し、韓国だけでなく日本でも爆発的な人気を誇ったド・ギョンス。俳優として初の主演を務めた映画『純情』(2016年)では、韓国のゴールデングローブ賞とも呼ばれる百想芸術大賞を受賞。以降も、映画『7号室』(2017年)では麻薬を隠した小部屋を巡る攻防戦を繰り広げる個室DVD店の店員役、『THE MOON』(2023年)では、通信トラブルが起こったロケットにひとり残された新人宇宙飛行士役を熱演。幅広い役どころを見事に演じ切り、各方面から大きな評価を得ている。
本作でギョンスが演じるのは、ピアノの音色に導かれ運命の出逢いを果たした同級生に恋をするピアニスト・ユジュン。コンクール出場中に原因不明の発作を起こし、スランプに陥ったユジュンは、父親が教授を務める韓国の大学に通うことに。学内を散策中、聴き覚えのないメロディに導かれ、古びた建物内の音楽室に向かうと、同級生のジョンアの姿が。この出会いをきっかけにふたりは恋に落ち、急速に仲を深めていったが、ジョンアはある秘密を抱えていて、ユジュンも彼女に対して違和感を覚えるようになっていた。
台湾の歌手で俳優のジェイ・チョウ原案の台湾版を何度も観るほど好きなギョンスは、「観るたびに本当に面白くて夢中になりました」と明かしている。

そして、ユジュンと恋をするジョンアを演じたウォン・ジナは、2015年に短編映画で俳優デビューすると、ドラマ『ただ愛する仲』(2017年)でショッピングモール倒壊事故の生存者という同じ境遇を持つ相手に出会い、互いの心の傷を支え合いながら愛を育むヒロインを演じた。さらに、ドラマ『先輩、その口紅塗らないで』では、コスメブランドのマーケティングチームを舞台に、後輩から想いを寄せられるも別の婚約者がいる男性と交際しているラブロマンスでヒロインを好演。
本作では、圧倒的な透明感と清廉さを持ちながらユジュンと恋に落ちるジョンアを演じている。ユジュンと同じく、ジョンアもユジュンに次第に惹かれていたが、ジョンアが待ち合わせに現れなかったり、連絡が取れない日が続き、ユジュンとの間に距離ができてしまう。そこにはジョンアが隠さなければならなかった“想定外の秘密”が鍵となっていた。

本作でメガホンを取ったソ・ユミン監督は、オーディションでジナと対面した時について「安定した演技力が際立っていて以前から注目していたのですが、実際に会ってみると、少女のような外見と純粋な性格の中にしっかりとした芯の強さが感じられて、ジョンアを連想させました」と強い印象を持ったことを回顧。さらに、本作ではユジュンとジョンアの距離感や空気感がポイントとなることから、「ド・ギョンスさんの写真と並べて貼り付けながら、ふたりのケミストリーを考えましたが、ふたりの顔立ちのバランスや雰囲気、自然な演技スタイルがとてもよく合うと判断しました」と、ユジュンを演じるギョンスとの相性にも確信があったことを明かしている。
<作品情報>
『シークレット・メロディ』
10月3日(金)公開
公式サイト:
https://klockworx-asia.com/secretmelody
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