
【記者コラム・寺田洋司の狙い目】
今回も第一段階をクリアだ。谷川将太(37)=長崎・106期=が、前々回、前回の地元戦に続き、地元では3節連続のセミファイナル進出を決めた。
手にしたエンジンは前節、守屋美穂がVの良機。「そのまま乗ってみて、悪くはないがパンチがないと感じた」とすぐに調整を施したのも正解だった。初日は4コースから最内を差し伸びての3着と、インからの逃げ切り勝ちで好発進。
3Rの1走だった予選最終日の2日目は4着に終わったが、「展開が向かなかった」と成績以上の内容。4コースからの2番差しを伸ばして、いったんは2着争いまで持ち込んだ。
「回転を合わせたら、いいときの体感に変わってきた。舟足はいいですよ」と機力の手応えは十分にある。
通算5優出で、地元優出は2022年8月の1回だけ。その後、準優には9回進んだが、4着が最高と厚い壁に阻まれてきた。10度目の今回、快Sで一気に攻めて、地元2度目の優出を決める。
▼10R(谷川将太)松江秀徳の前付けを受け流せば、5コースカド位置に持ち出せそうな構成。Sを踏み込んでぐいっと絞りまくり。
▼9R(渡邉翼)良機良艇のパワーを発揮してまくり差す。5-12-1234。
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2度目の地元優出を狙う谷川将太