
【記者コラム・造田大の大勝負】
黒沢夢姫(ゆめき・27歳)=埼玉・114期=が郷里戦で初の決勝切符を手にした。初日5着で迎えた2日目6R、道中はじっくり脚をためると、6番手から大外強襲して3着。
レース後は「(ホームバンクが)大宮、豊橋では決勝に乗れていたんですけどね。やっと別府で乗れました」と破顔一笑。デビュー当時は豊橋がホームバンクだったが、結婚を機に大宮に移籍。さまざまなバンクを渡り歩いてきたが、本来の〝ホームバンク〟は別府。大分県杵築市が出身だからだ。それだけに当地での決勝入りは悲願だったといえる。
「今開催に入る前に実家にも寄ってきました。知っている人も応援にきているのが見えてうれしかったですね」。決勝でも〝地元〟の熱い声援を背に一発を狙う。
▼10R(黒沢夢姫) 連日、直線の伸びは悪くない。「復帰2場所目ですけどレース勘も戻ってきた」と状態もまずまず。
▼11R(梶原大地) 弟の海斗(123期)、後藤大輝(121期)らと汗を流してきた成果がやっと結果として出た。堀川敬太郎の番手から捲って、A級1、2班戦初Vへ。6-2=137。
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大分県杵築市出身の黒沢夢姫