
準優10Rの後、水摩敦と話し込む枝尾賢(左)
地元で再び最終決戦に臨む。枝尾賢(43)=福岡・89期=は準優10Rに1号艇で登場。
「初動が早過ぎた。自分のターンの失敗」とワンミスに泣いたが、機力面の心配は全くない。「安定板が付いても変わらず良かったが、準優より前半の方が良かったかも。足はバランス型で廣瀬真也選手以外には優勝戦でも足負けはないと思う」。調整を知り尽くす地元水面とあって、節〝二〟クラスまで引き上げた。
脳梗塞から懸命なリハビリを経て、戦線に復帰できるまでに回復。復帰初戦の4月の若松で即座に優出を決めて確かな地力を示したが、優勝戦は6枠だったこともあり4着が精いっぱいだった。今節は4枠。3号艇の高田は3カド戦も視野に入れる。自らに土を付けた相手を今度は機関車役として、昨年8月以来となる久々のVをたぐり寄せる。