【小倉競輪(ナイター)FⅠ】谷元奎心が通算100勝「腰の状態が良くなって」再びS級を目指す

初日1R予選を制し、通算100勝を決めた谷元奎心


 開幕1RのA級予選、1年前はS級だった谷元奎心(24)=山口・117期=が抑え先行で1着。通算100勝を決めた。


 予選の逃げ切り勝ちは昨年9月の熊本以来だったが、レース後は息がほとんど上がっていなかった。「展開一本ですね。ビジョンで中団が(米村光星と鈴木豪で)並走になっているのは分かったし、(最終の)1センターくらいからやっと10割で踏みました」。これぞマイペースというような先行策だった。

 前々期のS級戦は重度の腰痛で、全くといっていいほど自分のレースができなかったが「3月の岐阜(3、1、決勝3着)あたりから状態が良くなってきて」ストレスなく練習もできるようになってきた。「体が違和感なく動いているし、冷静にレースも見えるようになった」とうれしそうに笑うと、「早めに上に戻れるように頑張りたいですね」と気持ちを高めていた。

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