【岸和田競輪・GⅠ高松宮記念杯】山田庸平がSS撃破で九州勢初勝利 準Vなど大会相性は抜群


【競輪ビッグレース連載「九州王国再興へ」】

 山田庸平(37)=佐賀・94期・S1=が、SSの犬伏湧也を撃破し、九州勢に初勝利をもたらした。

 2日目1R、犬伏―小倉竜二の徳島師弟ラインのカマシに反応して飛び付こうとしたが、間に中釜章成をはさむ形に。
中釜が捲って前に迫るのを目標にして進出し、中釜が止まった終3半から捲り追い込み。直線で赤いパンツを抜き去った。

 「前回に比べればまだましだが、まだまだ自分が納得いく出来ではない」と自己評価。「だが、冷静には見られていたと思う」と、ラインの先頭で流れに乗った。

 1Rを走り終えて、「朝は苦手」と口にしたが、2走目も1R。先月には慣れないミッドナイトに出走し、「久しぶりだし、やっぱり慣れない」と初日特選7着ながら、結果的には対応して優勝した。2日連続なら体も慣れてくるはずだ。

 さらに、この大会は「相性がいいので頑張りたい」。岸和田でのこの大会では2度決勝に乗り、3年前には準Vだった。2年前は連勝で白虎賞に進出。今年も期待せずにはいられない。

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男子では九州勢初勝利を挙げた山田庸平


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