
山崎は「外したと思ったんですが…」とショックは大きい。外帯線の外に出ていれば、先頭員の後輪に自分の前輪がかかっただけでは失格とはならない。
前例では、現在のあっせんの入っている後に2~3カ月のあっせん停止となる。現在のあっせんは7月まで。8月の函館GⅠオールスターのファン投票中間発表ではオリオン賞圏内の20位だったが、出場できなくなるはずだ。
山崎は2019年10月の前橋GⅠ寬仁親王牌で先頭員追い抜きの失格がある。そのときは、あっせんが止まっている間にナショナルチームに参加。結果的に昨年の世界選手権ケイリン金メダルにつながった。今回も痛恨のミスとなったが、好結果に転じさせる力を持つ山崎の今後に期待だ。
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初日は2着と好走した山崎賢人