
【記者コラム・森川和也の追走一杯】
S級準決の12Rは、ピンチをしのいだ林慶次郎(28歳、111期)が1着。地元の意地を見せた。
レース後は「諦めなくてよかった」と報道陣の前で胸をなで下ろすと、懸念材料だった腰も「初日より全然いい。上がりタイム(10秒9)も出たし、問題ないですね」と不安解消。「今まで地元で優勝したことが一度もないので、何とかしたいですね」と最終日の一戦に気合をみなぎらせていた。▼決勝12Rは、四国トリオが強力で「厳しい戦いになる」のは林自身も承知している。それでも本格自力タイプの西田優大、木村弘は単騎でも何かしらレースを動かすはずで、その隙をうまく突けば悲願の地元初Vも見えてくる。1-6-247。
▼1R(勝部貴博)準決7着で2班の点数確保が危うくなったが、ここで目標にする堀越翔己はその〝懐事情〟を知らないはずがない。勝部が必死の番手抜け出しで1着ゲットなら7-134-1234。
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上がり10秒9の好タイムで準決12Rを制した林慶次郎