
デビュー後初の準優入りを決め、笑顔の嶋田有里
ついに殻を破った。嶋田有里(23)=長崎・130期=は予選6走で2勝をマーク。
予選ラストの4日目7Rは枠番と同じ2着を確保し、これで準優入りが確定。「ちょっと緊張したけど、大丈夫でした。何も考えてないのかもしれませんね」とレース後はあっけらかんとした様子で笑った。
「エンジンがいいのもあったと思います」。さすがはSGクラシックV機の30号機で、メンタルの余裕も生み出した。「全部の足が良くて乗り心地も悪くない。展示のSは遅れるけど本番は行けているし、Sのしやすさもあると思う」
準優は9Rの3枠。「事故のないように、優出のチャンスを狙っていきたい」。良機シリーズの今節でも上位に入るエンジンパワーの後押しがあれば、このまま初のファイナル進出も現実味を帯びる。