
JKAから300勝の表彰を受けた尾方真生(右)
久留米競輪で行われているGⅢ開設記念初日の28日、尾方真生(26)=福岡・118期=がJKAから表彰された。3月3日、久留米でのガールズケイリン決勝で300勝を達成したことを受けてのもの。
登録7年以内の300勝達成者を表彰するJKAの規定があり、尾方は登録から4年11カ月と6日で到達。この表彰規定ではガールズ史上8人目となる。
尾方は「久留米に入る前に、3連勝すれば300勝というプレッシャーがあったけど、勝てて良かった。100勝、200勝では意識し過ぎたので、意識しないようにしました」といつものように弱めの声でステージ前のファンに話しかけた。
思い出の勝利は、少し考えてから「サマーナイト(昨年7月の松戸ガールズケイリンフェスティバル)の優勝です」。逃げ切りでのビッグ初制覇を挙げた。
GⅠやGP常連のトップガールズだが、「グランプリには毎年出られているけど、優勝は遠い。達成できるように頑張りたい」。ガールズ界の頂点を目標に走り続ける。
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表彰式でのステージで、トークを繰り広げる尾方真生