
【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】
一発勝負の準優はレースが予選とは別物。機力や旋回力はもちろん、それを生かす気力も重要になってきます。

数値が高ければ高いほど勝負強いのですが、ポイントは準優1号艇を上回る選手の有無。数値で上回る選手がいる場合は波乱が起きやすく、いない場合は堅く収まりやすいということになります。
この観点で今回の準優3番を見てみると、11、12Rには上回る選手が存在します。つまり、今回の準優3番は10Rは堅く収まりやすく、11、12Rは荒れる要素があるということ。当然狙うのは最も数値の高い選手で、11Rなら山ノ内雅人、12Rなら永田啓二が該当します。特に永田は不良航法の減点で得点率を下げていただけで、減点がなければ準優1号艇に相当する成績。しかも、近況は4節連続優出中で、走った準優は8連続で突破中と強烈な勝負強さとあって、好配の使者として白羽の矢を立てるには最高の存在と言えるでしょう。