【小松島競輪・GⅢ開設記念】広島の新星・西田優大が単騎捲りで大金星! 123期初の記念V
 小松島競輪のGⅢ開設75周年記念「阿波おどり杯争覇戦」は6日、最終12Rで決勝を行い、単騎の西田優大(27)=広島・123期・S2=が捲って1着。S級初優勝をGⅢ制覇で飾った。
GⅢ決勝初進出での金星だった。123期のGⅢ優勝は初。

 地元5車の番手を回った島川将貴が2着。菅田壱道マークから直線で伸びた佐藤慎太郎が3着。3連単は17万4430万円の高配当となった。






選手名

府県
期別
着差
決手
HB
備考


1

8

西田 優大
27
広 島
123
 
捲り
 
 


2

6

島川 将貴
30
徳 島
109
2 身
捲り
 
 


3

5

佐藤 慎太郎
48
福 島
78
1/8輪
 
 
 


4

2

菅田 壱道
39
宮 城
91
1/2輪
 
 
 


5

3

小倉 竜二
49
徳 島
77
1 身
 
 
 


6

9

久米 良
37
徳 島
96
1身1/2
 
 
 


7

7

杉森 輝大
42
茨 城
103
2 身
 
 
 


8

1

犬伏 湧也
29
徳 島
119
大差
 
HB
 


9

4

小川 真太郎
33
徳 島
107
大差
 
 
 


3連単 174,430円(360番人気)
 
 
 
 
 




■ヒーロー

 並み居る強豪を一気にのみ込んだ。次代を担うニュースターが誕生。西田は「信じられない」と静かに喜びをかみしめた。

 レースは単騎で最後方からの組み立てになった。流れを見極めて終1角7番手から鋭くスパート。「9着でもいいから力を出し切りたかった」という思いが最高の結果につながった。

 1、2次予選は突っ張り先行。
準決は厳しい展開から巻き返して3着。そして最後はアッと驚く一撃をさく裂させた。

 デビューから2年でのGⅢ制覇。「自分では想像できなかったくらい」と好走を続けている。8月にはオールスター(函館)でGⅠ初出場を果たすが、「その前のFⅠ予選が緊張するかも」と控えめに語る27歳。先行主体に攻めるスタイルは魅力にあふれている。ビッグレースでも中四国勢の先陣を切って奮闘する。


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123期でGⅢ優勝に一番乗りした西田優大
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