【ボートレース下関(ナイター)レディースVSルーキーズ】団体戦は大逆転でレディースが6大会ぶり勝利/常住蓮が史上初の個人大会連覇

団体戦で優勝したレディース勢。左から香川素子、細川裕子、田口節子



 下関ボートの「レディースVSルーキーズバトル」は6日、最終日が開催された。
注目の団体戦は、一時、レディースが最大8ポイント差をつけて優位に立ったが、10R特別選抜戦B、11R特別選抜戦Aをルーキーズが制して逆転を許した。ただ、もう負けられないレディースが優勝戦で意地を見せた。個人戦の優勝こそ常住蓮に譲ったが、2、3、5着を取り切って団体戦は勝利し、トータル38対31でレディースが6大会ぶりに優勝。これで対戦成績は6勝9敗とした。

 レディース勢の底力がものを言った。ルーキーズは通算優勝6回の常住蓮が絶好枠に収まったが、デビュー2回目の優出だった4枠の廣瀬凜が本番はピット離れで遅れてしまって6コース。デビュー初優出の田中宏典が5コースでの戦いとなった。常住は悠々と押し切って勝利したが、廣瀬は4着が精いっぱい、田中は6着に沈んだ。対するレディース勢はGⅠ4Vの田口節子を筆頭に、GⅠ1Vの香川素子、GⅠ7優出の細川裕子と盤石の布陣。個人優勝こそ逃したが、しっかり着を取り切って見事にレディース勢に栄冠をもたらした。チームを代表して香川は「めっちゃうれしいです。ピット内ではガッツボーズが出ていました。
また応援してください」と喜びを表した。


【ボートレース下関(ナイター)レディースVSルーキーズ】団体戦は大逆転でレディースが6大会ぶり勝利/常住蓮が史上初の個人大会連覇

史上初の個人戦大会連覇を達成した常住蓮



 また大会史上初となる個人連覇を達成した常住は「優勝戦はプレッシャーがありましたが、舟足は申し分ない感じでした。一年間、走り切ってクラシックの権利が取りたい」と今後の飛躍を誓った。

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