団体戦で優勝したレディース勢。左から香川素子、細川裕子、田口節子
下関ボートの「レディースVSルーキーズバトル」は6日、最終日が開催された。
レディース勢の底力がものを言った。ルーキーズは通算優勝6回の常住蓮が絶好枠に収まったが、デビュー2回目の優出だった4枠の廣瀬凜が本番はピット離れで遅れてしまって6コース。デビュー初優出の田中宏典が5コースでの戦いとなった。常住は悠々と押し切って勝利したが、廣瀬は4着が精いっぱい、田中は6着に沈んだ。対するレディース勢はGⅠ4Vの田口節子を筆頭に、GⅠ1Vの香川素子、GⅠ7優出の細川裕子と盤石の布陣。個人優勝こそ逃したが、しっかり着を取り切って見事にレディース勢に栄冠をもたらした。チームを代表して香川は「めっちゃうれしいです。ピット内ではガッツボーズが出ていました。
史上初の個人戦大会連覇を達成した常住蓮
また大会史上初となる個人連覇を達成した常住は「優勝戦はプレッシャーがありましたが、舟足は申し分ない感じでした。一年間、走り切ってクラシックの権利が取りたい」と今後の飛躍を誓った。