
【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】
当欄でおなじみ優出メンバーの通算V率を見てみましょう。これは優勝戦における勝負強さを数値化したものです。

V率でトップは23.1%の岡村慶太。この中で唯一勝負強い部類に入る20%オーバーで、今節で同レベルの勝負強さを誇っていた永田啓二が準優で敗退。勝負強さに関しては断トツの存在と言えるでしょう。

そこで、今度はイン以外のVの割合を示したイン以外のV率を見てみましょう。高ければ高いほど波乱を起こして優勝した確率が高いということですが、トップは100%の長尾京志郎。ただサンプル数が1回なので数字の信頼度としては何とも言いがたいところ。大島隆乃介、三川昂暁、篠原晟弥は0%であり、大島、篠原はそもそもV経験がないので未知数。こうなると選択肢は一択しかありません。通算V率と合わせても、SGレーサーの岡村が最後に力を見せつける可能性は十分で、波乱の使者として白羽の矢を立てるには最適の人材でしょう。