8日の昼間開催最終日は、真夏の太陽が照りつけた。9Rは、走路温度が64℃を記録した7Rよりは下がったものの、それでも60℃の灼熱(しゃくねつ)走路。
もちろん、装着したタイヤが良くて「かかってくれた」のが一番だが、エンジンの「セッティングも最終日が一番良かった」。しかし、それよりも大きな勝因は、道中の的確な判断だった。「中を走って(グリップを)絞らさせられるより外に行った方がいい」。その選択がピタリ当たった。
連続開催の初日は、走路温度も下がるミッドナイト開催。「エンジンは良くなったので、マフラーが(消音に)換わってどうか」。前節の動きは参考にならないとはいえ、エンジンのベースは上がっているのは確か。セッティングで気候に合わせられさえすれば、出番の▼3Rも白星を収められるはず。6-725-725。
▼7R 前回ミッドVの浜野翼は最終日に手応えを感じたタイヤで臨む予定。
前節最終日快勝の石本圭耶