「曲がれなくてもいいっ」。その思い切りが、当地ミッド初出走初勝利を呼び込んだ。
直前の日中開催は、熱走路で逃げるだけの滝谷には絶好の展開になるはずだった。しかし毎日、Sで後続勢に食われ、そのままズルズルと後退。全て末着の8着で終えた。「クラッチを扱って前節に比べたら少しはスタートは良くなった」。1、2角の思い切りも良かったが、1角前に後続に叩かれなかったことで、前節と同じ轍(てつ)は踏まずに済んだ。
2日目は準決勝戦Aの▼6Rに登場。もちろんゼロ線から逃げるだけ。しかも後ろは20線。
▼5Rの準決勝戦Bは1着だけが優出する。初日、あと一歩で逃げ切れなかった藤井真弘が今度こそ。1-4675-4675。
飯塚ミッド初出走で白星を収めた滝谷圭