【飯塚オート(オーバーミッドナイト)一般】滝谷圭が当地ミッド初出走で初勝利 「1、2角は全速で回れた。そこで残せたのが良かった」
【記者コラム・三島隆助の思想タイム3.40】

 「曲がれなくてもいいっ」。その思い切りが、当地ミッド初出走初勝利を呼び込んだ。
初日3R。ゼロ線単騎の滝谷圭(24)=山陽・37期・B級=は、スタートで10線の川端孝に食われかけたが、飛ぶ覚悟で1、2角を全速旋回。何とか先行すると、最後まで序盤のリードを守り切った。レース後は「スタートで残せたのが大きかったですね」と表情を緩ませた。

 直前の日中開催は、熱走路で逃げるだけの滝谷には絶好の展開になるはずだった。しかし毎日、Sで後続勢に食われ、そのままズルズルと後退。全て末着の8着で終えた。「クラッチを扱って前節に比べたら少しはスタートは良くなった」。1、2角の思い切りも良かったが、1角前に後続に叩かれなかったことで、前節と同じ轍(てつ)は踏まずに済んだ。

 2日目は準決勝戦Aの▼6Rに登場。もちろんゼロ線から逃げるだけ。しかも後ろは20線。
スタートはまだ完璧ではないが、ここでは食われる心配はなさそう。エンジンは「前節から悪くなかった」。ひと調整でもう少しのペースアップが可能なら、強敵相手でも粘り込めるかも。長田稚也からの7-1-全。

 ▼5Rの準決勝戦Bは1着だけが優出する。初日、あと一歩で逃げ切れなかった藤井真弘が今度こそ。1-4675-4675。




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飯塚ミッド初出走で白星を収めた滝谷圭





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