
【記者コラム・三島隆助の思想タイム3.40】
準決Aの6、7Rは、37期で2級車の新鋭が2着に粘って優出を果たした。
7Rは地元飯塚の石橋啓士(23歳、B級)。
それでも絶不調の原因だったスタートが、クラッチ周りの整備とスタート時のひと工夫で「復活しだした」ということを素直に喜んだ。加えて、先輩レーサーのアドバイスで練習中の「コース取りやグリップ開閉」も少しずつ着実に身に付いていることも強調した。
優勝戦は10線からの戦い。ゼロ線には同期の滝谷圭がいる。「優勝したいけど、とりあえず圭君だけには負けたくない」。再び切れ始めたSで同期に近づいて早めに料理し、悲願のデビュー初Vへ逃げピッチを加速させる。▼8R優勝戦は勝てば高配必至。2-5=7346。
▼4R 石本圭耶が新品クランク投入で気配一変なら、ロングハンディの厳しい位置からも克服可能。
デビュー初Vを目指す石橋啓士