
唯一の課題である乗り心地を改善して準優に挑む松尾夏海
予選ラストに4号艇で登場した松尾夏海(33)=香川・107期・A1=が、カドからコンマ13のトップSをたたき込んでひとまくり。今節3勝目を挙げて、得点率は4位。
「伸びがいいしバランスは取れています」。航跡通りに機力は申し分ないが、「あとは乗りやすくなれば。ずっと言っていますね(笑)」。今節は求めても求めても、乗り心地がマッチしない。それでも「そこだけでいい」。機力に不安がない分、悩みの種が少ないことは何より。「何とか合わせます」と腕によりをかけて態勢を整える構えだ。
準優は10Rに2号艇で登場。「2コースは苦手なんですよね」と不安げ。それだけに、「(今節は)Sが行けていることはいいことだし、あとは自分との戦いです」と自らを奮い立たせた。当地初となるファイナル切符を獲得し、苦手意識も克服する。