【ボートレースびわこ・GⅡボートレース甲子園】「栃木県は知名度が低いので頑張りたい」予選トップの矢板中央高サッカー部出身の36歳が貪欲

郷土愛を胸に優出を目指す秋元哲



 まだ特別戦タイトルを持たない秋元哲(あきもと・さとる、36歳)=埼玉・103期・A1=が、並み居る猛者たちを抑えてトップ通過を果たした。

 4日目は連勝。
5コースだった後半は、上條暢嵩の4カドまくりに乗ってまくり差しを届かせた。「差し切れないかと思ったのに前に行った。エンジンがいい」と相棒をべた褒め。「何か気になるところ? 全くないです」と即答し、「集中して走るだけ」と準優の戦いを見据えた。

 栃木県の名門・矢板中央高サッカー部出身。「総体か選手権のどちらかには必ず出場している学校なんですが、自分たちの3年間だけは一度も出場していない」。それだけに、全国大会というワードには燃えるものがある。

 「栃木県は知名度が低いので(名を売れるように)頑張りたい」。特別戦のトップ通過は昨年3月の宮島モーターボート大賞以来2度目。郷土の誇りも胸に、順当に優出したその時の走りを再現する。

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