【ボートレースからつ（モーニング）ヴィーナスS】「次こそ優勝戦に乗る」惜しくも優出逃した兵庫の有望女子は地に足を着けて進む


【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】

　武井莉里佳（24）＝兵庫・128期・A2＝が、準優10Rに5号艇で登場。1周1Mは完璧なまくり差しで2番手まで抜け出すも、「道中は焦っていました。
練習して出直します」。土壇場の最終2Mで6号艇に逆転を許し、目前に迫ったファイナル入りを逃した。

　21年6月にデビューして丸4年。今期から初めてA級の看板を背負っている。「だからこそもっと頑張らないと」と責任感は増すばかりで、「A1になりたい」と一流の証しを手にすることが次なる目標だ。

　そして、「焦らずしっかりコツコツと成長していきたいです。とんとん拍子に行くと良くない、試練がないと駄目なタイプだと思い込ませて頑張ります」。目標に向かって一歩ずつ着実にステップを踏む心積もりだ。

　「次もしっかり準優に乗って、次こそ優勝戦にも乗るので見ていてください」。悔しさをバネにまたはい上がる。未来のクイーン候補のサクセスストーリーは、まだ始まったばかりだ。

　▼4R　武井が得意の3コースから豪快に決める。
3－45－1456。

　▼12R　小芦るり華が、10日に宮島でVを飾った師匠・宮地元輝に続くVへ。2－134－1346。

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【ボートレースからつ（モーニング）ヴィーナスS】「次こそ優勝戦に乗る」惜しくも優出逃した兵庫の有望女子は地に足を着けて進む

惜しくも優出を逃したが前を向く武井莉里佳


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