【佐賀競馬(ナイター)文月特別】7月13日 9R エスシーアルベル主役譲らず


■9R文月特別の検討■

 エスシーアルベルが主役を譲らない。JRAでは4戦未勝利に終わったが、佐賀へ移籍後は15戦9勝、2着4回の好成績。
C2から出世して、前走のB級準重賞も競り勝った。先行策が主体だが、差し競馬でも対応できるのは魅力。ここはハナに立ちそうだ。



 ロンドンデリーエアが逆転を目指す。前走の準重賞はエスシーアルベルにクビ差まで迫って2着。3走前にはB級特別を勝った実績があり、格の面でも互角だろう。



 ルーパステソーロはJRA2勝クラスから移籍して5戦目。佐賀ではまだ勝ち星こそないものの、常に好勝負を演じた。JRAでは1900mで勝ち、距離延長に不安はない。

 カシノカンピオーネは展開ハマれば突き抜ける力量を持つ。このほか、追い込み一手ながら末脚鋭いロッソ、高知B級から転入したボルネオにも注意。

■厩舎情報■

 ◎エスシーアルベル・大島師 「前走は枠順も良く、いい走りだった。
暑さの影響は多少あるが、そこまでひどいものではない。発馬がスムーズなら前めに付けたい」

 ○ロンドンデリーエア・真島正師 「暑い中でも順調。距離も合う。今回も長谷川騎手で前めの位置で。3キロ減量の利を生かして進みたい」

 ▲ルーパステソーロ・真島二師 「芦毛だが、汗かきは良い。ゲートはうまくないけれど、後からエンジンが掛かる。最後で上がりの脚を使う競馬で」

 △カシノカンピオーネ・古賀師 「調子はいい。極端に抜けた馬もいないから勝ち負けはできるのでは」

 ×ロッソ・池田師 「今のところ暑さの影響もなくて順調。上がりの脚にはいいものがあるが、前へ行くと持ち味が出ないから展開次第だろう」

 ×ボルネオ・倉富師 「こちらに来て乗り込みはできている。佐賀初戦で走ってみないと分からない面はあるが、距離延びていい馬。末脚勝負になると思う」

 ゲットザフェイム・鮫島師 「変わりなく元気がいい。ただ、メンバーが強そう。
ゲートがうまくないから後ろからになる」

 アニマルキリシマ・古賀師 「距離は問題ない。相手次第だが、ここはメンバーが強い。中団くらいには行くことができるだろう」

 レットイットゴー・真島元師 「悪くはないが、なかなか結果を出せていない。今回はブリンカーを装着してみる。自分から行く馬じゃないから流れに乗れれば」
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