
【記者コラム・森川和也の追走一杯】
2000年代にビッグレースの常連だった大薗宏(51)=茨城・71期=が、今期初めてのチャレンジ落ち。相当に脚力を落としているのかと思いきや、前回の大宮では3日間とも伸びに伸びて(1、3、1着)の好成績をゲットした。
「膝のケガで落ちただけですから。そのケガも良くなって、練習でやっと尻(ケツ)を上げて踏めるようになってきました」。内容の濃いトレーニングができる体に戻り、かつての闘争本能にあふれた目つきがよみがえった。
「復活? まぁ、年も年だから」と前置きはしつつも、「できればS級に復帰できるくらいには戻したいですよね」とやる気満々だ。今節は127期のルーキーが5人も参加しているが、ベテラン大薗の走りにも注目したい。▼予選4Rは土生智徳-等々力久就の3番手。土生が先手を取ろうと取れまいが、諦めずに突っ込む。1-2=3、3-126-126。
▼7R(利根正明)前回の静岡は(7、6、7着)と散々だったが、「小倉は得意だから追加を受けました」と気持ちは既に切り替わっている。得意な捲りを爆発させて、3-7-126。
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A級3班に落ちても闘志メラメラの大薗宏