【ボートレースびわこ・GⅡボートレース甲子園】相手心理をズバリ読み切って地元滋賀支部の33歳が殊勲の準優1着通過

見事なまくりで準優1着の丸野一樹



 これがまさに地の利。地元滋賀支部の丸野一樹(33)=109期・A1=が、対戦相手の心理をズバリと読み切って、準優を1着で通過した。


 枠なり3コースから臨んだ準優11R、水面はざわつき波立っていた。無理なターンをすれば振り込む恐れもある状況。「恐怖感もあるぐらいの波。なので内の人は落として回るだろうなと思って、そういうときこそまくっていくチャンスだなと思った」

 これがハマった。思い切ってスピード良くまくると、インの関浩哉は全く応戦できず、大きく先頭へと抜け出した。

 実際、関はレース後、「波があったし、落として回っても大丈夫かと思った」。走り慣れている地元の丸野だからこそ、その心理を突くことができた。

 来年のオーシャンカップが地元のびわこ開催と決まったことには、喜びと驚きが同居。「引退するまでびわこでSGはないものと思っていたので、まさかという感じだった」。まだまだ先の話だが、「(選考ポイント上位が選出される)ドリームに内枠で乗れるぐらいの意気込みでやっていきたい」。

 GⅡの今大会も選考対象の一戦。その思いの実現のため、最大限のポイント奪取を目指す。


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