
【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】
当地で行われた直近10回の女子戦のコース別決まり手と節間の決まり手を表にしてみました。ここから当地の女子戦の傾向を探ってみましょう。

インの1着率が60%を超えるのは2節しかなく、ほとんどのシリーズが50%台前半から中盤。昨年6月の女子戦に至っては、イン1着率が40%台とかなりのイン受難の傾向で、当地の女子戦は基本的にインが大して強くありません。実際に初日もイン逃げは6本。これが当地の女子戦の〝通常モード〟です。
決まり手を見てみると、逃げ以外では差しやまくり差しは少なく、明らかにまくりが幅を利かせています。コース別1着率ともリンクするので、2、3コースからのまくりが多いというのが当地の女子戦の傾向と言えます。2、3コースからのまくりを打つ選手、打てるパワーのある選手を基本に据えるのが当地での舟券対策のキモです。