【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】予選の反省を生かした伊藤涼介が逃げ切り2連勝「打鐘でちゃんと踏めた」


【記者コラム・森川和也の追走一杯】

 チャレンジ準決3Rは伊藤涼介(24)=広島・127期・A3=が、ルーキー対決を制して優出一番乗りを果たした。

 後ろ攻めから赤板を目がけてダッシュすると、前受けの與古田龍門はほとんど抵抗することなく出してくれた。
突っ張り先行した初日予選は、緩急のつけ方が良くなくラインで決められなかったとあって「打鐘でちゃんとペースを上げて踏めた」と反省を生かしてレースを支配。127期の同期でラインを組んだ谷澤優貴-加藤駿の中部勢に出番を与えなかった。

 「ゴールまでもっと脚を残さないと、この先は戦えない」。2日間とも先行したことで足りない部分も明確に分かってきたが、「決勝も行けるところから自力で。それで優勝できたら」ときっぱり。内容と結果を両立させた上でVゲットを成し遂げる。▼その8R決勝はまたしても後ろ攻めになりそうだが、ラインが細分化。必ず仕掛けるチャンスはある。今回は広島市営だけに勝てば〝地元V〟だ。3-14-12467。

 ▼9R(蓮井祐輝)決勝戦の15日が誕生日とあって、バースデー優勝に向けて気合が入っている。「絶対に風を切ります」という船山真生の掛かり次第では、四国3番手でも車券絡みの可能性は十分にある。
134のボックス。

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【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】予選の反省を生かした伊藤涼介が逃げ切り2連勝「打鐘でちゃんと踏めた」

逃げ切り2連勝で優出一番乗りを果たした伊藤涼介

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