
【記者コラム・寺田洋司の狙い目】
「2年ぶりのGⅡ参加です」。倉持莉々(31)=東京・114期・A2=が、産休復帰後初の特別戦で白星を目指す。
昨年の10月に産休から復帰。復帰戦でいきなり4勝を挙げると、2節目の蒲郡、3節目の多摩川ではともに準V。2023年SGオールスターファイナリストの底力を見せつけた。さらに直近では、6月の多摩川(3着)、三国(2着)と連続優出。直前の桐生ではA級復帰初戦となった男女混合戦でも、予選を突破した。その好調ぶりも「産休明けからの調整方法、方向性がつかめてきたからだと思います」と理由を明かす。
大村は直近3回の参戦で、2優出(20年8月、21年3月)。「大村は乗りやすくて好きです」と本人も水面相性を認めている。初日、2日目の成績は、2、4、5枠から4、5、4着で得点率3.33と予選突破には厳しい状況。しかし「久しぶりのGⅡなので、何かつかんで帰ります」と、転んでもただで起きるつもりはない。「ただ、今のままだと競り勝てない。時間があるので、ペラをしっかりと叩きます」と鉢巻きをしめた。
▼10R(倉持莉々) メンバーは2日目を終えて得点率トップの原田幸哉に、オール3連対で機力好調の中辻崇人と強敵がそろうが、Sを踏み込んで一気に逃げ切り白星ゲット。1-45-2456。
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今節は2年ぶりのGⅡ参戦となる倉持莉々