【ボートレース福岡(サマータイム)一般】古賀智之「存在感をアピールしたい」3年8カ月ぶりの地元戦にねじり鉢巻き

良機良艇の好セットを手にした古賀智之


 ようやく地元に帰ってきた。古賀智之(35)=福岡・113期・B1=は2021年11月以来、3年8カ月ぶりの当地参戦。
「やっと戻ってこられました」と久しぶりの地元参戦に喜びをあらわにした。

 福岡県は若松、芦屋、そしてここ福岡と地元が三場あるが、その中でも古賀にとってホームと呼べるのが当地。だからこそ、久しぶりとはいえレース場に対する思い入れは群を抜く。「自分はここが一番の地元だし、福岡のあっせんが入った時点で気が引き締まりました。福岡はいっぱい走らせてもらって事故が多いので、今度はいい成績で恩返しをしたい」

 この気持ちを後押しするように前検気配は良好。「他の人との比較では悪くない。起こしが良くてSが届くし、Sしてからも気にならない」。選手間での評判も上々で、「プロペラはまだ調整の途中」であるのなら、さらなるパワーアップも見込める。低調機シリーズで良機良艇とあって、ブランクを埋めるだけのパワーは十分に有している。

 前期(昨年11月~今年4月)は勝率4.08と低迷したが、「お決まりの事故パンです」と苦笑い。F禍で出世が阻まれているが、A級経験もあり能力は確か。まだ無事故の今期はA級ペースとあって、愛する地元でさらに成績を伸ばしたいところ。
「今節は優出は最低ノルマのつもり。ここでリズムに乗りたい」。走りたかった3年8カ月の思いを全てぶつけて存在感をアピールする。(森 大輔)

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