
【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】
佐藤雅春(38)=宮城・94期・S2=は仙台南高で内野手や捕手だった元球児。「ダルビッシュ有がいた東北高とも対戦したけど、そのとき彼は外野でした。
「中体連の部活動から地域のクラブチームへ、先生の負担を考えて徐々に活動が移っているんです。それでそのお手伝いをしようと思って」と地域貢献。「自分の競走があるときはコーチに指導をお願いしているんですけどね」と、熊本にいても少しチームのことが気になる様子だ。
自分の練習については「野球チームをみても、自分の練習時間は取れる。夜にやることもありますけど、どうにかやっています」。競輪選手としての活動をおろそかにしているわけではない。
それどころか、「チームの子どもたちに下手な走りは見せられないという気持ち。チームに戻って『1着でしたね』と言われたいので」。最終日、熊本での初白星を土産にチームに戻る。
▼6R(佐藤雅春) この夏、母校は宮城大会で2勝を挙げた。
▼12R(芦澤大輔) 北津留翼も好調だが、菊池岳仁も負けてはいない。芦澤が終4角番手なら今期2度目のVだ。4-257-257、4-27=6。
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最終日6Rで当地初勝利を目指す佐藤雅春