特選回りからピンピンで優出を決めた田中洋輔
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準決3番のラスト7Rは、田中洋輔(45)=宮崎・84期・A1=が3番手から一気に伸びて1着。大穴捲りで制した初日特選に続いての勝利で決勝戦に駒を進めた。
その準決は九州の目標が不在で、中四国勢の3番手を追走。先頭の門田凌が前受けから突っ張って先行すると、田中は最高の流れの中で脚を温存し、最後の直線で前の2人をズバッと抜き去った。「逃げてくれた門田(凌)君と、番手の桶谷(明誉)君とで盤石の作戦を組んでいた。だから全く不安がありませんでした」と他地区の後輩たちに感謝した。
前期S級は92.00点と大苦戦したが「期の最後になって調子が上がってきていた。前回、前々回は展開もあって決勝に乗れなかったけど、今の状態はすごくいいですね」と手応え十分だ。最終日は山崎翼-加倉正義の3番手回りとなるが、「勝てるように頑張ります」ときっぱり。昨年4月の玉野FⅡ(1、2、1着)以来となるVに向けて気合を高めていた。