【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】「2着だと申し訳ないので」芳野匠が先輩の奮闘に報いる白星


【記者コラム・森川和也の追走一杯】

 2日目一般戦の2Rは、同県の先輩とタッグを組んだ芳野匠(40)=愛媛・93期・A2=が、番手の仕事をした上できっちりと抜け出した。

 「本当に葛西(雄太郎)さんのおかげです。
前受けできれば、鳥海(創)君次第では粘ることまで考えて頑張ってくれたので」。六つ上の先輩が赤板、打鐘過ぎにしっかり踏んで主導権。マークした芳野は終1角過ぎからの捲りで迫る鳥海を3角でけん制し、最後は直線での踏み合いを制した。

 「もう一発振って止めたかったけど、イエローラインの付近だったから無理だった。1着権利(で3日目特選へ)のレースで、あれだけ葛西さんが駆けてくれた。だから鳥海君に行かれての2着だと申し訳ないので」。しっかりと1着を取り切って胸をなで下ろしていた。▼最終日4Rは目標がない単騎戦。それでも門脇翼、齋藤一茂の踏み合いも想定される2分戦で、確定板に載るチャンスはあるはず。1=2-4、5-3-4。

▼1R(櫻井宏智)2日目はジカ競りに出る気合を見せた。状態はなかなかに良さそうで、才迫勇馬の駆け方次第では1着ゲットも十分だ。
2-46-346。



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【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】「2着だと申し訳ないので」芳野匠が先輩の奮闘に報いる白星

先輩・葛西雄太郎の先行から抜け出した芳野匠

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