
機力は好感触の松尾彩
【記者コラム・三島隆助の思想タイム3.40】
山陽の女子レーサー・松尾彩(36)=34期・A級=は初日4R、後半に猛烈な追い上げを見せて3着。準決A進出を決めた。
とはいえ、マシンに関しては納得顔。山陽のままではひと息だったため、いろいろと調整をしたら「メッチャ良くなった。久々に余裕を持ってレースができた。スピードもあるし、直線もいい。コーナーも乗りやすい。もう微調整で」。早々と合格点を与えられる動きに引き上げた。
今回は「たまたま合ってくれたからレースができた」が、消音マフラーは元々、「結構、苦手」。仮に今回、好結果を得られたとしても得意になることは「ない」と言い切る。消音は開催ごとにマフラーが換わるため、その都度合わせ直さないといけないのが大きな理由だが、優勝戦に勝ち上がれば、良くない印象も少しは変わるはず。
▼7R 鐘ケ江将平は20線S先手が可能。もう少しの機力アップなら連勝で優出も。5-7-全。