
【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】
当欄でおなじみ優出メンバーの通算V率を見てみましょう。これは優勝戦における勝負強さを数値化したものです。

V率でトップは32.4%の新開航。30%台はボート界でも一握りで、ただ勝負強いではなく〝強烈に〟勝負強い証し。20%台の伊藤将吉や井上一輝も十分に勝負強いのですが、勝負強さに関しては断トツの存在と言えるでしょう。

今度はイン以外のVの割合を示したイン以外のV率を見てみましょう。高ければ高いほど波乱を起こして優勝した確率が高いということですが、1号艇の新開以外で言えば黒野元基、中村尊、伊藤、竹田辰也が30%をオーバー。この中では伊藤が最も数字は低いのですが、想定コースのV数は7回と経験値の高さは見逃せません。
通算V率30%オーバーの新開が絶好枠なので堅そうな一戦ですが、伊藤は通算V率も新開に次ぐ数字ですのでイン以外のV率と合わせて穴党ファンは伊藤に期待するしかなさそうです。