【記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々】

 大会初出場の藤堂里香(38)=福井・101期・A2=のオープニングセレモニーの一言は非常に良かったと思う。

 「選手になって17年半。
やっと出場できました。思いはずっと変わらずやってこられたので、その軸のまま戦い続けたい」。諦めも妥協もなく、少しでも上を目指す姿勢でこの舞台にたどり着けたことに充実感を漂わせた。

 ただ、3R1走だった初日は選手責任の転覆という残念な結果。3着が取れそうな内容だっただけに余計に残念だが、「体は大丈夫」と、整備に試運転にとピットを元気に走り回っていたのは何よりだった。

 そして、こんなときこそオープニングセレモニーのあの言葉だ。「変わらずに?ハイ、頑張ります」。貪欲に好成績を目指す。

 ▼7R 藤堂里香が1号艇。勝てば予選突破への望みもつながる大事な一戦。相手には、浜田亜理沙が本調子を欠くので平山智加を指名。1-5=全。


 ▼9R 實森美祐は初日に不良航法。こちらも苦しくなったが、6.00超えの可能性はまだゼロではない。機の素性の良さで一発。3-124-1246。



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オープニングセレモニーの藤堂里香






転覆に終わったが元気にピットを動き回る藤堂里香
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