3コースから差してドリームを制した渡邉優美



　念願のGⅠ初制覇を目指す渡邉優美（32）＝福岡・105期・A1＝が、自己最高の滑り出しだ。

　ドリーム戦は4大会連続出場で3枠はこれまでで最もいい枠番。
枠なり3コースから差し切って、最もいい結果も導き出した。

　「展開だけですね」と、機力やターンよりも展開の味方を強調。確かに、2コースからまくろうとした遠藤エミに対して、イン守屋美穂は抵抗気味に先マイ。1Mは差しやすい隊形ではあったが、外にアタマを叩かれることなく、しっかりと運べたのは技量の裏付けもあってこそ。

　機力も「全体的に上積みはしたいけど、自分の中では、人よりも強めと思う」と初日として十分なレベルには整えることができた。

　2節連続V中の勢いはどうやらまだまだ継続。「流れに逆らわずにいきたい」。気負わず自然体を貫き、Vへの波に乗る。



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