初日の雨で1着発進の稲原瑞穂
【記者コラム・三島隆助の思想タイム3.40】
「雨が降ってくれて良かったぁ」。初日2Rを快勝した稲原瑞穂(29)=飯塚・33期・A級=が、〝突然の雨〟に感謝した。
試走は晴れ。タイヤはもちろん「ゴリゴリの晴れタイヤ」だったが、雨の本走は「全然滑らなかった」と目をパチクリ。それどころか「雨はめっちゃ乗りやすかった。めっちゃ開けやすいし、めっちゃ突っ込みやすい。めっちゃ良かった」。あまりにも良かった気配に〝めっちゃ〟を連発して喜んだ。
問題は晴れの動きがどうか。初日試走は3.43で6人中、下から2番目のタイム。「試走はいつも出ないから…」と、まずはそう控えめに答えたが、粗さ解消のために施した下周りの整備はいい方向。「試走は結構開けやすい感じだった」とまずまずの評価を下した。出番の準決▼8Rはゼロ線単騎から逃げるだけ。メンバーは厳しいが、晴れでもグンと気配アップなら6=1-34。
▼6R 稲原瑞穂の親戚、稲原良太郎も初日1着発進。晴れ練習の気配はひと息だったが、位置的にはいい。素早く抜け出して粘る。3=2-56。