【記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々】

 女子レーサーたちの多くは感情表現が豊かなので、取材していても実に楽しいし、話題にも事欠かないので非常に助かる。

 以前、クイーンズクライマックスの枠番抽選で、残りくじにあった1枠を引けなかった選手が、自席に戻って足をバタバタとじだんだを踏む場面を見たことがあるし、ギリギリでFを回避した選手が、胸に手を当てながらほっとした表情を見たこともある。
まさに「胸をなで下ろす」だった。

 そしてこの日の浜名湖では、「小躍りして喜ぶ」姿を目撃。GⅠ初1着の前田紗希が、ピットに戻って埼玉支部の仲間の出迎えを受けて、ぴょんぴょんと跳ねていたのだ。

 慣用句って、本当に人間がそうするからできた言葉。「使い古された表現を使っているな」というご指摘はどうかご勘弁を。

 ▼4R この4枠の山口真喜子もGⅠ初1着が懸かる一戦。イン今井美亜は2日目の転覆の影響が心配なだけに、チャンス十分の番組。4-35-全。

 ▼10R 前田紗希が予選突破を目指して得点を上積みする。12-4-1236、2-13-4。



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全身で喜びを表現した前田紗希
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