今大会は刑部亜里紗の立派な選手代表あいさつで幕が開いた
まだGⅠで予選を突破したことのない刑部亜里紗(28)=静岡・129期・A2=が、予選最終日を前に準優当確圏に突入した。
4、5枠に組まれたこの日は1、2着と枠番を大きく上回る好走。
それでも「4日目は6枠なので気負わず行きます」と努めて自然体。まだ3度目のGⅠ戦。しかもVも一般戦でも未経験とあって、とにかく一歩ずつという姿勢は崩さない。
3日目前半は4カドから軽快な伸びを披露しただけに、大外からでも一発の可能性は秘める。最善の調整と最善のターンで、地元の晴れ舞台の準優絶好枠を確保してみせる。