
低調機シリーズの中で数少ない良機を手にした岩崎芳美
男女に分かれて二つの優勝戦を争う、福岡ボートの「ライジングゼファーフクオカ杯」が21日、熱戦の火ぶたを切る。
当地では初めての男女ダブル優勝戦の開催。
1号艇シードの岩崎芳美が低調機シリーズの中で数少ない良機である43号機を獲得。前検気配はまだ平凡だが、当地は勝手知ったる元・地元水面とあって上積みの余地は十分とみる。対照的に、今節の女子2強を岩崎芳と形成する海野ゆかりは前検気配はさっぱりで、立て直しが急務となっている。
予選組では、今節随一の強力機を手にした内山七海が早くも評判の動きで、今節は目が離せない存在になりそう。
男子は石川真二と深川真二の〝ダブル真二〟が中心で、石川は良機の56号機を獲得。深川も前検気配は良好で、数少ない好素性機を手にした白水勝也とともに戦線を引っ張りそうだ。

地元大将格として男子戦を引っ張る石川真二