
超抜機を手にして機力は早くも選手間で評判の内山七海
久しぶりに当地へ帰ってきた。内山七海(28)=福岡・127期・B1=は2年前のどんたく特選以来、2年3カ月ぶりの福岡参戦。
しかも、手にした54号機は当地のメーカー機の一つで、低調機シリーズでは垂ぜんの的とも言える抜群機。「スリットを越えてから余裕がある。伸びはいいし、起こしも悪くない」と早くも手応えは十分で、S特訓で同班だった同期の佐藤ほのかも、「内山さんの足がすごすぎる」と舌を巻くほど。開幕を前にして臨戦態勢は既に整っている。
今期(5月~)の勝率は5.75と好調で、初のA級昇格が視野に入る。「自分じゃそんなに調子がいいとは感じていないんですけどね。自分の中ではボチボチという感じです」と謙遜するが、「頑張りたい」とA級昇格への意欲は十分。10月末の集計締め切りまであと2カ月。自身のステップアップのためにも、強力機を相棒に地元からロングスパートに出る。