
3日目を終えて首位に立つ鈴谷一平
3日目3Rに1号艇で登場した鈴谷一平(30)=兵庫・116期・A1=が、インから逃げて快勝。後半は5着止まりで、初日のドリーム戦からの連勝こそ4でストップしたが、堂々トップで予選最終日に乗り込む。
「いたって普通ですね」。航跡に反して機力は決して威張れない。それだけに、「体感が合っていないので、足を求めるよりもしっかり回転を合わせたい。そこが良くなれば気持ち良く乗れる」と方向性を固めた。
「あの人に憧れて選手になりましたからね」。今節は尊敬する峰竜太の地元でいつも以上にエネルギッシュ。「師匠とまではいかないけど、とてもよくしてもらっています。5、6年前にサーフィンに誘ってくださったのも峰さん。それからすっかりハマりましたね」。憧れていた人と今では公私ともにすっかり身近な存在だ。
当面の目標は「SGを目指したい」とキッパリ。「来年は(10月に地元の)尼崎でダービーがある。
「竜太さんの地元だし活躍したい。結果を残せるように頑張ります」。夢舞台を目指す精鋭が、峰のふるさとで暴れまくる。