【ボートレース福岡(サマータイム)男女ダブル優勝戦】前田紗希「最近は伸び型のプロペラがどこでも合う」今期は勝率7点ペースと絶好調モード

伸びは早くも上位レベルの前田紗希


 幸先よく滑り出した。前田紗希(32)=埼玉・115期・A2=は3、6号艇で迎えた初日を2、3着で終えてしっかりポイントを加算。
特に高配点のドリーム戦で不利枠からの3着は、白星並みの大きなアドバンテージであり、当地初Vへ最高のスタートを切った。

 今期(5月~)が現在勝率が7.00と絶好調で、1期でのA1復帰はもちろん自身初の7点勝率に向けて突き進んでいる。「たまたまですよ」と笑うが、伸び型のプロペラがバックボーンにある。「今年に入って切り替わった新エンジンのレース場は、私が使っているような伸び型のペラが合うというのが選手間でも定説なんですよね。だから最近はどこでも調整が合わせやすいです」

 当地が新エンジンに切り替わったのは2月。ご多分に漏れず、今節も軽快な動きを見せている。「伸びはいいと思うし、いい部類だと思う。伸び型のペラの割に出足や回り足も悪くない」。手にした12号機は近況やや上向きだったとはいえ、下位ランクのエンジン。これを上位級に仕上げてくることからも近況の良さがうかがえる。

 あとは3年8カ月ぶりという当地へのブランクが気になるところだが、「握って攻めた1走目で感覚はすぐに戻りましたよ。福岡は昔から握って攻めることが多い自分に合っている水面なんです」と早くも解消させている。
2日目の出番は絶好枠でまたしても高配点の11R。ここで今節初勝利を挙げて、Vへの流れを一気に呼び込む。

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