【ボートレースとこなめ・ヴィーナスS】調整、試運転、また調整… 高田ひかるは「予選トップの選手とは思えない」仕事ぶりで快足仕立て
 この忙しさは、トップ通過〝らしくない〟!? 高田ひかる(31)=三重・113期・A2=は準優オーラスの12Rを逃げて勝利。1Mでは内を切り込んだ2コース武井莉里佳に差されたかに見えたが、ターン後は強烈な足でグイグイ後続を引き離すとそのまま独り旅。
ポールポジションが待つゴールへ駆け抜けた。

 準優を終えて9戦8勝とシリーズを席巻しながらも「予選トップの選手とは思えないくらい、毎回すごくペラを叩き変えている」。シリーズリーダーとしてどっしりと構えるわけではなく、連日、ペラ調整と試運転に奔走。常に上位の機力を目指して仕事に没頭する。それも「エンジンがいいからこそできるのかな」。やみくもにも見えるペラ調整にも、必ずそれに応えてくれる確かな裏付けがあるからこそだ。

 そして「全部の足がいいです」と舟足を落とすことなく満足の仕上がりまで引き上げた。「自分では回り足がいいと思っている」とインで戦うにも一切隙のない状態。最後も逃げて、約1年ぶりの美酒に酔う。

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今節は圧倒的な成績で戦線をリードしている高田ひかる

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