〈水晶玉子が占う2024年〉「常識では考えられない大きな力が働きます」ゲッターズ飯田氏も恐れる大凶運日「六害宿」が多数…希望と不安が入り乱れる2024年を生き抜くには?【2023記事 10位】

2023年度(1月~12月)に反響の大きかった記事ベスト10をお届けする。第10位は、テレビでも大活躍中の水晶玉子さんの書籍刊行記念インタビュー記事だった(初公開日:2023年11月1日)。

「2023年はダメなもの、古いものが浄化される時期で、新たな時代を前にした転換点といえます」と語るのは、芸能界最強占い師と言われるゲッターズ飯田さんが「僕よりもすごい」と嫉妬する占い師・水晶玉子さん。最新著『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ366日メッセージつき 開運暦2024』発売を記念し、希望と不安が入り乱れる時代を乗り切るヒントを聞いた。

2023年度(1月~12月)に反響の大きかった記事をジャンル別でお届けする。今回は「記事ベスト10」第10位の、水晶玉子さんが2024年を占うインタビュー記事だ。(初公開日:2023年11月1日。記事は公開日の状況。

ご注意ください)

世の中のあらゆるダメなものが露呈した2023年

「もともと私は臆病な性格なんです。転ばぬ先の杖みたいな感じで先の先を知りたいという思いから、占い好きが高じて占いオタクになったんです」

と話す水晶玉子先生は、空海が日本に伝えた宿曜経(しゅくようきょう)をベースに独自の「オリエンタル占星術」を生み出し、女性誌の占い特集企画として約20年近く連載。

2016年からは書籍版「水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦」が大人気で毎年出版され、シリーズ累計65万部を突破した。

「20年間ほどお世話になっていた女性誌の占い特集号がなくなるって聞いたときは喪失感でいっぱいでした。振り返ればその年は、私はにとって『壊』の年でした。

これは、年運的には『破壊』を意味する年で、これまでの流れが壊れて、変わってしまうなど、望まない出来事がやってくるので、よい年とはいえないのですが、『古いものを壊し、新しいものへと脱皮させる年』でもあります。私の場合も、まさに愛着のあった雑誌から書籍へと、新しいものへと脱皮する年となりました」

〈水晶玉子が占う2024年〉「常識では考えられない大きな力が働きます」ゲッターズ飯田氏も恐れる大凶運日「六害宿」が多数…希望と不安が入り乱れる2024年を生き抜くには?【2023記事 10位】

水晶玉子先生

「どんな占いでも、変化運は必ず巡るけれど、そのときは壊れたものにこだわって、惜しみ悲しむよりも、新境地を切り拓く準備に勤しむことが大事」と語る玉子先生だが、占いの視点から見ても、今はまさに大きな時代の転換点にあるのだという。



「実は2020年から西洋占星術では“風の時代”という、約200年単位の大きな時代の転換期に入りました。東洋の干支占いでも、2023年は区切りの年で、世の中のあらゆるダメなもの、古いものが濾過されるように分別された年でした。

『オリエンタル占星術』では生年月日から、27の『本命宿(ほんめいしゅく)』タイプを割り出して運気を見るのですが、2023年のエポックメイキングな宿は“井宿(せいしゅく)”でした。文字通り井戸の『井』で、毎日、井戸から水をくみ上げるように大事なものを取り戻す、あるいはコツコツ積み上げていくことで物事が変わり、井戸水のように水をきれいにしようとする1年だったと思います」

2024年は常識では考えられない大きな力が…

それを経て2024年は、古きものの中から、これからの時代を作っていく“新しきもの”たちの姿が少しずつ見え始める年になるという。

「2024年の干支は『甲辰(きのえたつ)』で10年を1サイクルの十干の占いの最初の年で、同時にオリエンタル占星術では『鬼宿(きしゅく)』の年です。辰(龍)は十干の中でも唯一の架空の動物で、鬼もまた、人ならざるものです。つまり常識では考えられない大きな力が働いたり、現実離れした理念がダイナミックに世の中を動かしていくことが多いんです」

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ちなみに「2024年は鬼宿の年」といっても、必ずしも鬼宿にとってよい年というわけではないという。



「鬼宿の人にとっては28年に一度やってくるエポックメイキングな年で、これまでの生き方を問われ、今後のライフスタイルを模索する年ともいえます。他にも、房宿(ぼうしゅく)の人にはカルマが押し寄せてくる年で、壁宿(へきしゅく)の人は生まれ変わるような変化を求められる年ともいえます。

また、觜宿(ししゅく)や角宿(かくしゅく)や虚宿(きょしゅく)の人にとっては“壊の年”になります。何かが壊れて新しく生まれ変わる年なので、変化は恐れず受け入れる、むしろ変化を求めたほうがよいくらいの年でしょう」

ゲッターズ飯田「五星三心占い」との最強W活用法も!?

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また「オリエンタル占星術」で、すべての人の運気に波乱を呼び込みやすい危険な時期=「七曜陵逼(しちようりょうひつ)」の日が2024年は例年以上に多く、なんと一年間で95日もあるという。

「七曜陵逼は、なぜか物事が極端な方向に流れたり、ふだんはしないようなブレブレの行動をとってしまい大変なことに…なんてことも少なくありません。例えば安倍晋三元総理が暗殺された2022年7月はまさに七曜陵逼の期間で、7月8日は「張宿(ちょうしゅく)」の安倍元総理にとって『壊』の日でした。

また、ケネディ大統領が1963年11月に暗殺されましたが、それも七曜陵逼の期間中でのことでした。ここで何かあると、その影響も大きいんです」

このあたりは新著の各宿ごとの運勢ページにある、“七曜陵逼の乗り切り方”を熟読し、慎重に行動したいところだ。ちなみに「七曜陵逼」の期間に、ある曜日と特定の宿が重なると大凶運日「六害宿(ろくがいしゅく)」になる。

ゲッターズ飯田さんも恐れるこの「六害宿」の日は、何でもないはずの出来事がこじれたり、ヘビーなトラブルも発生しがちとのことなので、自分にとってどの日が「六害宿」にあたるのか、ぜひチェックしてほしい。

「私もかつては占いオタクだったから、いろんな占いを見てると、今日は何もしないでおこうとか、この方向は行っちゃいけないとか、身動きが取れなくなっちゃうんです。でも、人生は占いが決めるんじゃなくて自分で決めるもの。
占いはそれをなるべくよい道を歩くための地図や方位磁石といった道具だと思って使うのがいいと思うんです。

よくいうのが、いいことは自分のおかげで、悪いことは占いのせい(笑)。嫌なことがあった時に、『開運暦』を見て『壊』の日だったら、“だからかー”って納得できるでしょ? そんな感じで占いは都合よく使ってほしいです」

玉子先生の「オリエンタル占い」は恋愛や人間関係のウェイトが大きく、ゲッターズ飯田さんの「五星三心占い」はビジネスや金運のウェイトが大きいことで知られているが、この2つの占いがともに「幸運」を指す“最強運勢日”に大きな買い物や決断をする、といった活用法も占い好きの間では話題になっているという。ぜひ、ためしてみてほしい。

構成/河合桃子 写真/chihiro.

水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ366日メッセージつき 開運暦2024

水晶 玉子

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2023年9月21日発売

1,870円(税込)

B5判変型/200ページ

ISBN:

978-4-08-333173-2


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また、毎日のメッセージつきのカレンダーには、最大開運日&警戒日がわかりやすくマークされ、より活用しやすくなりました。
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